6月1日㈯、東京学芸大学にて全国国立大学附属学校PTA連合会 第72回定時総会が開催され、出席させて頂きました。
当日は全国から会員の方々が一堂に会され、令和5年度事業報告、令和5年度収支決算、令和6年度役員の承認、令和6年度事業計画案、令和6年度予算案がそれぞれ賛成多数で可決されました。
その後、こども家庭庁・財務省・金融庁の方々より各省庁に於いて取り組まれている教育プログラムの事例等のご説明を頂きました。
貴重なお話をうかがう中、全附P連会長の桑名良尚様から、
「コロナが5類移行となり1年が経過し当たり前のことが戻ってきた。今一度授業の見直しをする必要がある。子ども達を健全に育てるにはどうすれば良いか、先生方の笑顔も減っているのではないか等、総合的にしっかり考え未来のために実践していく」
という力強いご挨拶が特に印象に残りました。
また、金沢大学附属中学校の先生より能登半島地震後、被災地の教育現場がどのような状況かお伝えいただきました。
「復興に手が回らず、時が止まっているように感じる。避難所生活にプライベート空間が無く運動場所が無いこと、小さな揺れや音に敏感になり、子ども達はストレスを抱えている。オンラインでの交流等を通じ、離れていても届けられる癒やしを考えている。」
と、心に焼き付くお話をいただきました。
多くの学びの時間を頂戴しましたこと、感謝申し上げます。
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