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関附P連 茨城大会のご報告③



PTA分科会の校種別実践活動では『東京大学教育学部附属中等教育学校 PTA』と『東京学芸大学附属世田谷中学校 青葉会』の活動を聞かせていただきました。




【東京学芸大学附属世田谷中学校 青葉会の取り組み】

保護者証にバーコードをつけ、保護者入退館をデータで管理するようにされたのはとても良いと思いました。システム導入に費用はかかりますが、防犯上でも管理上でもメリットは大きいと思いました。

また、保護者向けの講演会は卒業生にしていただいるようで、当校でも選択肢の一つとして考えても良いのかなと感じました。



【東京大学教育学部附属中等教育学校 PTAの取り組み】

『三者協議会』が特に印象的でした。三者とは生徒、教員、保護者で、その時々のテーマで年に2〜3回、中1から高3まで集い、何かを決めるというよりは、自由に意見を交わす会だそうです。



お互いの様々な立場や視点を尊重し合い、生徒が進行役で行い、トップダウンでなくお互いが平等な立場なのがとても良いと思いました。

現に、6年前の協議会で中学生だけに残っていた制服が廃止になったそうです。

東大附属は幼稚園、小学校のない附属学校で、当校とは又違うそれぞれが多様性を認め合う、風通しの良さを感じました。

前年踏襲にこだわらない運営に努めているという言葉も印象的でした。



我が子は小学校から連絡進学で入学しており、親が小学校でのルールを引きずってしまい、知らない間にそれを伝統とし、中学校や保護者に暗黙で押し付けてしまっている事があるのではないかと反省しました。



伝統を守る事が美徳となってしまい、一定の人や組織に負担がかかり過ぎてしまう事で、時には害になってしまうのではないかと私は思います。

伝統は時代に沿って変化しながら守るもの。

伝統を守るために、時代に沿った改革を受け入れる事が大切なのではないかと学んだ気がします。



また、他の学校との情報交換会も通じて、これからは性別や出身に拘らず、意欲のある人が活躍できる風通しの良いPTA活動の必要性を強く感じました。





会計 3年 臼井 直子






東京大学教育学部附属中等教育学校の発表の様子
東京大学教育学部附属中等教育学校の発表の様子


東京大学教育学部附属中等教育学校の発表の様子
東京大学教育学部附属中等教育学校の発表の様子



東京学芸大学附属世田谷中学校の発表の様子
東京学芸大学附属世田谷中学校の発表の様子




       





 
 
 

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