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全附P連 14 回全国大会 ご報告②

更新日:4月11日

監事 3年 松本純子 私は大会第2日目に参加させていただきました。

様々なプログラムの中から特に基調講演が印象的で、これから求められる力について見解を深めることが出来ました。

「障害者だって同じ人間なのに。」…登壇された松田氏の子供の頃に抱いた思いに胸を打たれました。心のバリアフリー化はもちろん、世の中を隔てる先入観や常識という垣根を超え、ダイバーシティや多様性社会を実現するためには、まずはお互いの個性を認め合うことからであることを知る、貴重な機会をいただきました。

会計 3年 土屋美樹恵 今後の附属学校のあり方と現在直面している問題を認識し、その取り組みや事例を共有することを目的とされている、全附P連 第14回全国大会の2日目に出席致しました。

 基調講演では㈱ヘラルボニー代表取締役副社長、松田文登氏による、障害者の自立・社会進出をアートという視点から支援するお話を伺いました。障害者各々の個性や特性を活かして、生き生きと自己表現できる社会環境を整えて行く活動:アート作品を商品化、ホテルの内装デザイン、JRなどの駅の壁やスロープの装飾、電車のラッピング、工事現場の仮囲いを使った作品の展示など、企業と連携して活動の場を広げて行く取り組みは大変すばらしく、障害者の皆さんの作品は色彩鮮やかで大胆な構図のものや、繊細なタッチで描かれた作品もあり、皆さんが思い思いに自由な発想で個性豊かにアートを楽しんでいる様子が作品から伝わりました。

障害者とは身体に障害がある人と言う意味ではなく、生活をするうえで環境に障害があり、行動の制限を受けるので障害者なのであるとお話を伺いました。環境を整えることで、障害者としてではなく、他者と変わりなく生活ができるというお話は、私自身も様々な立場や側面から物事をとらえることが必要であると意識改革した瞬間でした。

障害者が自立し、支援なく生計を立てられるようにする活動は、支援の充実と同様に重要且つ普遍的な取り組みであり、人間一人一人が個性豊かに、伸び伸びと羽ばたける社会が近づいていると嬉しく感じました。まずは何事も知ることが大切であり、私自身、今回感じたことを少しでも行動に移したいと思います。

全国の国立附属高校PTAが集まり、情報共有して頂ける機会は、大変貴重であり、パネルディスカッションでは学芸大学附属竹早小学校の「未来の学校をみんなで創ろうプロジェクト」の取り組みや埼玉大学教育学部附属小学校での「教員の働き方改革」の事例など大会でしか知る事の出来ないお話を伺う事ができ、大変勉強となりました。

参加させて頂きありがとうございました。










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